FC2ブログ

It's penalty life

2018-10
« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 »

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

重力はなぜ弱いか。

「超ひも理論とはなにか 究極の理論が描く物質・重力・宇宙」:竹内薫

素粒子1個に働く力には4つの力があって、強い順番に
 1、強い力 - グルーオン
 2、電磁力 - 光子
 3、弱い力 - ウィーク・ボソン
 4、重力  - 重力子
ついでに、それぞれの力の後には、力を伝えるものを示している。
力を伝えるもの=キャッチボールする時のボールと考えてもらいたい。
(素粒子とは原子を構成しているもの。)

ここで、4の重力だけ極端に力が弱い。
強い力を1とすると、それぞれの力は次の値になる。
 1、強い力 ? 1
 2、電磁力 ? 0.01
 3、弱い力 ? 0.00001
 4、重力  ? 0.00000000000000000000000000000000000001
重力だけ、小数点以下に0が37個並んでおり、極端に小さい。
これは明らかに我々の直感に反する。
なぜなら、我々が知っている一番強い力こそが重力であり、重力が強いからこそロケットは猛烈に噴射しないと地球の引力圏から脱出できないのであるから。

けど、ここの見積もりは間違っていない。我々がイメージする重力は太陽や地球などといった、天文学的な巨大な数字だけ素粒子が集まったものに働く重力をイメージするからである。つまり素粒子一個で見てみれば、上記の数値になるということ。

それじゃあなんで重力だけこんなに小さいのか?
実は'超対象性'という特殊な条件においては、重力以外の力は同じ値になる。
しかしながら重力だけは等しくならない。
つまり重力だけは他と異なる性質を示している。

この重力だけが他と異なっているのが新たな可能性を示唆している。
それが5次元以上の高次元の存在だ。
今のところ超ひも理論においては空間は8次元、ひもの方向で1次元、時間の方向で1次元の計10次元で理論を構築している。
しかしながら3次元以上の空間(4次元など)は観測できない。
逆に言えば4次元の空間が存在していることも証明できていない。

ここで凄い物理学者がいて、「重力が他の3つの力に比べ極端に小さいのは4次元方向に重力子が洩れているからではないのか」、と考えた。
現在の観測においては0.1mmまでは4次元空間への洩れは確かめられていないが、より短い距離において洩れている'可能性'は否定できない。
つまり超ひも理論を裏付ける高次元が確認される可能性もある。

この本では他にも、ビックバンの説明に平行ブレーン宇宙と言う考え方を用いて説明する方法もある。


非日常的ではあるけれども、直感的理解が楽しめる。
また物理学者たちの突拍子も無い発想には脱帽ばかり。
正直、脳の構造が違うんじゃないかと( ゚Д゚)y─┛~~

ただ、基礎知識がないと楽しめないのが…
量子力学を僅かでもかじったことのある人用かな。
興味あれば大丈夫かもしれない。
スポンサーサイト

コメント

この記事へのコメント
コメントを投稿する
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL

⇒ http://deadman0109.blog66.fc2.com/tb.php/6-df2f4a59

この記事へのトラックバック

HOME |

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。